2004年12月17日

49:Thu,Dec 11Cuba考察

この日も起きたのは昼過ぎで、朝食を食べ損なう。諦めて近所にある方のカサ・デ・ラ・ムシカ・ガリアーノへ。こちらのクラブの方が歩いて5分の場所にあるのだが、入場料だけで25pesos converbibleする。また、初日に会った日本人の男の子が"今やっていないよ"といっていたのを鵜呑みにしていたのだが、実は問題なく営業している様子だ。

≫ CDを買う ≪

そして、カサ・デ・ラ・ムシカの隣のCDショップに入り、30枚ほどのアルバムを試聴。クレジットカードでサルサ中心にアルバムを6枚ほどを買う。1枚8〜11pesos converbibleなので、高いのはわかっているが、カードが使えた方がいいし、コピーCD屋を見つけられていないので、しょうがない。試聴もできるし、日本よりは安いのでよいこととする。できるだけ新しいものを中心に、気に入ったCDを買う。

231 233 232
Manolito y su Trabuco/Locos por mi Habana(左)
Dayron/Dayron(中央)
DAVID CALZADO Y SU CHARANGA HABANERA/Charanga "Light" Habanera(右)


昼はまたチャイナタウンで同じ店。芸がないが、無難な選択。レモネードを頼んだら、昨日よりも味が濃く、氷もよいものが入っているという、グレードの高いものが来た。何でやねん。昨日は店員が女で今日は男だからか。

そして、再び旧市街をウロウロする。街全体がいくらいても見飽きない場所なのだ。しかし、残金が6pesos converbibleしか持っていないので、行動は慎重にならざるをえない。金のかからない、散歩や写真を撮ることを中心に楽しむ。

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信じられないような建物が並ぶ様子は、何てフォトジェニックなことか
洗濯物さえ美しい
old bildings were pretty scenic!
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時代が違う・・・
What time is it now?
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のんびりした光景だ。バスはとてもボロく、長い
no busy scene&autobus
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この人力車?はさまざまな曲を大音量で流しながら走っている
jinrikisha!?
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壁フェチにはたまらん世界。どこの壁を見てもうっとりする
子どもはどこでもむじゃきに遊ぶ
What's a cute boy!
画像 337a.jpg
廃屋寸前。内側は空なのだろうか
deserted house!?


英語が達者な男の子に捕まり、サルサの生演奏をする店に案内される。持ち金の5pesos converbibleを全て渡せと言われて焦るが、どうやら店員に交渉して、ビール二人分4pesos converbibleのところを2pesos converbibleにしてくれた模様。疑って悪かったねえ。

サルサバンドの横で音量を調整していたおじさんと数曲踊る。珍しがられて、また、ヨーロッパ系の観光客の群れに写真を撮られたり、ビデオをまわされる。ま、店内で踊っているのは私たちだけだから目立つのか・・・。

演奏が終わった後、店を出る。また、ふらふらしていると、異様に日本語の達者な(といっても私のスペイン語よりやや劣る程度だが)キューバ人に会う。彼のおばあちゃんが中国人だかで、自分は違うが、周りの親戚は、一重瞼の人も多いのだという。だから、日本人に興味があると。たくさんの日本人の友達がいるなどという。怪しいが面白いので、ついつい立ち話。千代紙を出して折り鶴を折ってあげると"こんな日本人は初めてだ、皆僕と一緒に写真を撮りたがるだけなのに"、と喜ばれる。いくつかの日本語を教えてあげてその場を去る。

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人々が毎夜たむろするマレコン通り。
この日は波が高く、海が荒れていたので人が少ない
Ave.Malecon


≫ キューバについて思うこと ≪

いったんホテルに戻り、MTV?などを見て仮眠。ホテルが一番落ち着く場所になってしまっている…。もともと路上で似顔絵描きをしていたこともあるし、路上でのおしゃべりや駆け引き、商売は好きだけれど、ここ、キューバは何とも具合が難しい。こんな短い滞在ではキューバはわからない

常に金の心配と用心ばかりしている自分にも嫌気がさす。日本語や英語をあやつる人の多くは、カモを探しているとわかっていても、スペイン語だけではろくな会話にならないので、ついつい話し込んでしまう…。

彼らが奢ってくれとねだるのは悪いこととは思えない。キューバの習慣として金は持っているヤツが払う、他人と知り合いの区別をつけない、ということはいろいろ言われていることだし、私がキューバ人なら、社会主義で一定以上の給料を得られないなら、手っ取り早く、外人にたかることだろう。金は持っている人が払う、というのもそれほど悪いことだとは思えない。一声かけて店を案内すれば、自力では入れない店に入って演奏を聴き、ビールを呑めるのだ。何を責めることがあろう。しかし、何とも複雑だ

社会主義というのはある種のパラダイスだ。皆が平等で弱者に優しく、教育や医療は概ね無料で、食料から何から生活に必要なものはある程度支給される。そして、そういった環境では音楽や舞踊、美術といった芸術分野が成長しやすい。そう、ここはやっぱり理想郷なのだ。

しかしそんなことが人間の間で長く続くかというとそんなわけはなく。人より働いても働いても儲けられないという環境で、労働するだろうか。家を直している大工仕事を見ていても、そのままでは100年かかるのではないかというスローペースだ。半分は休んでおしゃべりしたりだらだらしている。一人はひたすら削った木を撫でているのみなのだ。

≫ 最後の100円までたかられて… ≪

外に出る気を半分失いかけていたが、気を取り直して23時頃外に出てみる。

うろうろするが適当な店を見つけられず、またもあやしげな黒人の男の子に店を案内される。彼は英語を勉強中なので、たくさん話をしたいというのだ。案内してくれた店は既にしまっていたので、Lincolnホテル内のクラブに行くことに。

彼にビールを2杯奢ってやり、店のおじさんらと踊りまくる。3時頃店がしまったので、ロビーに出て少ししゃべる。ああ、毎日、毎晩、幾たびも違う男を連れて帰る私をホテルの人はどう思っているのか…。店の従業員は5-6人でロビーのソファに寝そべって映画を見ている。

彼がなかなか帰ろうとしないので、何かと思ったら、帰りのタクシー代2pesos converbibleをよこせという。私は最初に4pesos converbibleしかないじゃないかと言って抗議すると、部屋に戻って金を取ってくればいいという。「本気で1円も無い、これで私は今晩も明日すらも食べることもできないのだ」と訴えても信じてはもらえず(そりゃそうかもな)ま、全財産であるところの1pesos converbibleを渡して帰ってもらう。

ぐったりして就寝。
posted by しだみえ at 09:14| ロサンゼルス ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 47-50:La Habana[Cuba] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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