2005年01月23日

54:Thu,Dec 16ティファナへ

8時頃起きて、ユースホステルで朝食を食べた。ここが3軒目のドミトリーだが、一番豪華な朝食を提供しているかもしれない。パンが2、3種類から選べるし、マフィンも2種類あり、バターのほか、苺ジャムやピーナッツバターなども塗れる上、コーヒーか紅茶かも選べる。

≫ いざ、ティファナへ ≪

さて、今日はメキシコのティファナに行くことにした。サンディエゴからは、バスやトロリーなどで簡単に行けるのだ。本当は、ティファナに何泊かしようと思っていたが、いろいろな評判を見聞きするうちに、日帰りでいい、という結論に。そして、国境超えが混雑することを踏まえて、週末を避けることにしたのだ。リュックサックを背負い、寒さ対策をしてから出発。

画像 391.jpg
朝のサンディエゴダウンタウン
in SanDiego Downtown


ちょっと遠めの駅まで歩いて行き、そこからサンディエゴトロリーに乗っていくことにした。時間は40〜50分。$2.5ほどだ。切符の買い方は、昨夜ガイドブックを読んだおかげでようやく習得した。

画像 392.jpg
トロリーはオレンジとブルーの二種あるが、車体は全て赤だ
SanDiego Trory


終点で降り、国境へ向かった。途中、アメリカ人のお兄さんに話しかけられ、雑談をしながら、フリーウェイを超えて、鉄棒の回転ドアをくぐり、いざメキシコへ入国。いたって簡単だ。誰でも簡単に入れる。逃亡者が多いわけだ。その彼は、よく休日にメキシコに遊びにくるそうで、街の中心部への行き方を教えてもらって別れた。

まずは、ティファナ随一の繁華街といわれるレボルシオン大通りに出た。さまざまな土産物屋やカラフルなレストランが並んでいる。だが、午前中のティファナは、木曜日のせいもあってか、それほど栄えておらず、あまり人がいなかった。お店の前の客引きもヒマそうに座っているが、店の前を歩いたが最後、物凄い勢いで片言の日本語で話しかけてくる。「コンニチハ」「タカクナイ」「ミルダケタダ」「チョットマッテ」。

買い物の前に、まずは昼食をとることにした。ガイドブックには安い店が出ていないので、自分で探すことにしたが、あまりよくわからない上にどこもそこそこ高い。歩きまわった後に、何故かものすごく閑散とした店に入ってしまった。路地の中にあって、入らなければ店の様子がわからないところに紛れこんでしまい、店員の後押しに負けてしまったのだ。しかたなしに、タコスなどのセットとマルガリータを頼む。料理はまずまず。そして、案の定店員がやたらと話しかけてくるので、適当に会話を楽しんだ。

画像 399.jpg
フローズンマルガリータは何と2杯セット。頑張ってお腹が冷えるまで呑む確か500円くらい
Margarita


≫ ティファナの土産物屋のオヤジは… ≪

街をブラブラ歩きながら、土産を物色することにする。友人や家族への土産物を買うためだ。すると、またもスゴイ客引き。ちなみに、ティファナではどこでもUSドルで買い物ができる。ある店で、$100だというメキシコ銀のネックレスを交渉の末、$15ほどで買った。だが、どこまで自分が頑張って値引けたのかはイマイチ自信がない。

そこの店員らと仲良く?なり、1時間ほど片言のスペイン語と英語でおしゃべりする。しかし、カンクンの人々と比べると、心なしか下品でいやらしい。それは下の写真を見ればよくわかると思う。ちなみに、私は一緒に写真を撮ろうと言い出すことはほとんどないが、そう提案する日本人はかなり多いらしい。よって、彼らの方から「カメラは無いのか、一緒に写真を撮らないか」と提案してくる。売り物の衣装まで着せてくれ、帽子もかぶせられた。が、一人の店員がカメラを構えるやいなや、背後から物凄い勢いで抱きついてくる。いや、しがみついてくるという方が正しいか。

画像 400.jpg 画像 411.jpg
二人とも物凄い表情である。喰われそうだ
with Mexican

P1010727.JPG
購入したメキシコ銀のネックレス。メキシコでは、スタンダードなデザインのようだ
necklace


テキーラなども欲しかったが、日本で買うよりはそりゃ安いが、それなりに高い上、大きなボトルばかりなので諦める。土産物用に、ブレスレットやTシャツなども購入。自分のためのものでなくても楽しい。皮細工なども有名だが、欲しいものを見つけられなかった。結局$50ほど散財。
P1010726.JPG
できるだけ細工の綺麗なものを選んだ
bracelet


そうしてブラブラ歩いていると、先ほど買い物した店の店員とすれ違った。彼は休み時間なので、ビールを飲みに行こうと誘う。とりあえずついて行って奢ってもらったが、何だかしつこくてあまり印象がよくないので適当なところで切り上げる。

画像 404.jpg 画像 406.jpg
通常は記念写真屋にいる、縞を描かれたロバが路地で休憩中
donkey

画像 412.jpg
何とampmが! トイレを借りた
ampm


その後、インターネットカフェに入り、メールなどをチェック。WindowsXPで、回線も早く、値段もとても安い。素晴らしい。MSN Messengerで、ニューヨークの語学学校で一緒だった21歳のスペイン人の男の子Andressが話しかけてきたので、やり取りをした。webカメラを使って会話できたので楽しい。彼は英語がまだほとんどできないが、何とか英語とスペイン語の超片言でやり取りして、あとは笑顔と身振り手振りでカバー。とても楽しくて、1時間半もいてしまった。

店を出ると、通りの向かいから大声で私の名前を呼ぶ声が

…さっきの土産物屋の店員だった。

すっかり暗くなり、寒くなってきたので帰ることに。途中でまたレストランに入り、$4ほどのタコスなどのセットを頼んだが、ものスゴイ不味くて半分以上残して出てきてしまった。

画像 415.jpg 画像 423.jpg 画像 420.jpg
レボルシオン大通りの店とティファナのランドマーク
Avenida Revolucion


夕陽を眺めたり、街角で演奏をする人を眺めながら帰路に。しかし!アメリカへどこから入国しらいいのか、その帰り道がわからないのだ。地図にも詳しく書かれていないし、大勢の人の流れについていったのだが、不思議なことに大きな道路の手前でその流れが途切れてしまう。あちこちウロウロしたあげく、土産物屋のお兄さんに聞くと、入国審査の建物の前まで連れて行ってくれた。何と、先ほどの道路を車を掻き分けて歩いて横断するのである!信号とか歩道橋は無いのか!?

画像 426.jpg
ティファナの夜景
in Tijuana


ようやく18時半頃荷物検査と入国審査へ。ここが、2時間も並ぶ場合があると書かれていたのだが、5分と待たずに通ることができた。時期、時間帯共にタイミングが良かったのかもしれない。しかし、何故こんなに急いで焦っていたかというと、夜に近所のサルサクラブに行きたかったのだ。20時からレッスンがあると聞いていたので焦っていた。

しかし、入国審査に思いのほか時間がかからなかったので、19時にはユースホステルに着くことができた。

≫ サルサクラブへ… ≪

部屋で散々迷ったあげく、プエルト・リコで買った黒いドレスの下にジーンズを履いて、買ったばかりのネックレスを付けることにした。カバンは持たずに、ジーンズのポケットにお金を入れる。そうして走って19時50分ごろ、店に着くとでかいガードマンにパスポートを見せろと言われる。ニューヨークでの学生証とパスポートコピーを見せたが、ダメだと言う。抗議したが、全然受け入れてもらえない。子どもだと思われているのか。そして、サルサレッスンの開始時刻を聞くと20時からだと言う。「間に合わないじゃない!」と抗議するも、のれんに腕押し。幸いなことに、ホテルまでは徒歩5分なので、ムカつきながらホテルまで戻り、パスポートを手にして戻る。すると、笑って入れてくれ、チャージ$10を払うとスタンプを押して中に入れてくれたのだが、踊れるフロアのある地下への入り口には、さっきまでのガードマンとは別のガードマンがいて、レッスンは21時からだと言うのだ!

sevilla.jpg
ユースホステルの受付の女の子が通っているとかで、ホテルにチラシが置いてあった
Sevilla


嗚呼、ムカつくわ!と腹をたてながらもしょうがないので、1階のレストランに入り、コロナビールを注文して呑む。ここでもパスポートを見せるように言われた。一人で来ている客などほとんどいず、またほとんどが食事をしている。嗚呼、場違い、と思いながらも耐えて一人で呑む。隣に座ったメキシコ人の男性と会話したが、あまり弾まず、続かない。

レッスンは21時のはずは21時10分に、15分に、ついには21時半からに変わった。入り口でも散々待たされたあげく、ようやく階下へ入れてもらえる。そこはとても広く、豪華で、凝ったつくりのクラブだった。これほど雰囲気があってよいサルサクラブは初めてだ。またここでもコロナビールを注文し、一人で隅っこの方に座ってレッスンが始まるのをまった。

レッスンは、40代後半頃のカップルの先生によって行われた。参加者は40人ほどで、ほとんどがアメリカ人。日本人らしきアジア人も5-6人いた。たぶん学生。しかし、80%がまるっきりの初心者だ。ベーシックステップから丁寧に教えてくれる。

ここまではよかった。

だが、男女それぞれ1列に並んで向かい合い、ペアを組むことになったとき、屈辱的なことが起こった。

余ったのだ。

なぜならば、彼らはほとんどカップルおよび友人のグループで来ている。そして、それぞれで組みたがったのだ。一人で来ている私はつまはじき迷い込んだ場末の娼婦のような気持ちになりながら、列を離れて一人で酒を呑みにいく。くっそう。

しかしむくれていると、どうやら男性が二人余った様子。先生が一人でいるような女性に声をかけ始め、私も呼ばれたので、自尊心を捨てて喜んで参加。

…が、組まされた余った相手の顔を見て仰天。オペラ座の怪人がマスクをはいだ時のように顔の半分がケロイド状にただれているのだ。差別するつもりは毛頭ないが、視線のやり場に困る。で、名前を聞くと「ジェイソン」と。…マジですか。しかも、彼は全くの初心者だったのでロクに踊ることができなかった。

しかし、ローテーションでパートナーを換えていくことになったので、申し訳ないが一安心。最後に組んだメキシコ人が物凄く上手だったので、意気投合して何曲が一緒に踊った。

彼はFabianといい、Nokiaで働いているのだという。韓国人俳優のチェ・ミンシクを若返らせて優しげにしたような顔に、ウェーブした髪を肩までたらしていた。

Fabianの紹介でその知り合いの男性と踊ったりもしたが、ほとんどをFabianと踊ることに。とても巧く、激しく踊るFabian。スタイルは多分LAサルサ。

そのうち、店はスゴイ混雑し、ギュウギュウに。入り口を見ても長蛇の列ができていた。バンドも入り生演奏になったが、何故か下手だった…。

そして、あまりに激しく続けて踊ったため、疲労が激しくなったので、1時頃に帰ることに。Fabianが送るというので、ホテルの前まで一緒に帰った。ホテルの前で唇がキレイだとか何とか口説き始めた彼、キスをしたいと言い張る。「日本人女性は初めて会った人とはキスはしないものだ」となだめると「でもココはアメリカだ」と反論される。尚も「でもできない」と言い張ると「わかった。じゃあ仮にキミがアメリカ人だとしよう。そしたら、僕にキスしたいか?」と言う。会話が巧いなあ、と感心しつつも、何とかかわし、週末は一緒に出かけようという誘いを、これも友達と相談しなくてはいけない、とか何とか言って逃れた。メキシコ人の口説きっぷりはさすがだなあ、と改めて感心する。しかも、引き際は良いのがステキだ。

単に粘る価値がないと判断されているだけか…。

┌─≪INFO≫────────────────────────────────┐
│□Sevilla□
│◆スペイン系レストラン◆555 Fourth Ave.,San Diego◇619-233-5979
│◇http://www.cafesevilla.com/
│→木曜の夜はサルサなど日によってジャンルが違うらしい。★★★★★
└─────────────────────────────────────┘
posted by しだみえ at 06:57| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(8) | 54-54:Tijuana[Mexico] | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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